今朝のラジオカーでは、戦前ペルーに移民に行った1人の男性、伊芸銀勇さんをモチーフに作られた演劇のご案内を、脚本・演出の新井章仁(あらいあきひと)さんにお話しいただきました。
波瀾万丈の人生の中で、どう切り抜けてきたのか。実際に、移民について漠然としたお話を聞く事は多いと思いますが、こうやって1人の人間にフィーチャーしたストーリーを見ると、より細かい当時の思いや感情が伝わってきそうですよね。
新井さんは、実際にペルーにある伊芸さんの自宅を訪ねたそうです。息子さんやお孫さんが迎え入れてくれて、当時の写真や映像をお借りしてきました。
演劇の最中では、その写真や映像はもちろん、フラダンスやエイサーなどの演出もあり、非常に賑やか。まるで小さな世界のウチナーンチュ大会を行っているかのようです。
本日の公演は、好評につき予定枚数に達しましたが、当日キャンセル待ちもあると言うことで、観劇を希望される方は直接窓口にお越しください。来年1月には、伊芸さんの出身地である宜野座村での公演も予定されています。お楽しみに!