今まで、なぜ西荻窪を見逃していたのか。酒飲みの聖地はここだ。

駅から出た瞬間にこの光景である。普通、酒場や横丁というのはガード下や、少し外れの路地にあるというイメージだが、
徒歩1分以下でこれ。おや?横丁の真ん中にわざわざ駅を建設したんですか?くらいのレベル。
僕も中央線住人だったことがありますが、各駅停車しか停まらないし、隣が吉祥寺なので、西荻窪に降りる理由なんて無かった。
友人が「西荻で飲もう」と言った時に、知り合いがお店でもやっていて、そこに行きたいのかとも思ったくらい。

焼き鳥よねだ」のレバー。持つ部分が指先分くらいしかないくらいにパンパン。これで150円くらいだったかな。
出し惜しみ無し!という気概をいやでも感じられるこれだけのボリューム。
個人的に一番最強だったのが、牛ハツ。ハツと思えないくらいの肉厚で、上質の赤身肉を食べているような食感です。

街並みがこう。まるで酒飲みの人間のために都市計画されたような空間。
ひとつひとつの店のコンセプトがしっかりしていて、はしご酒も楽しそうである。
なにより、だいぶ築年数が経っているだろう背丈の低い雑居ビルが、ことごとく雰囲気をまとい再生していることに、
作られた都市計画には無い温かみを感じるし、歳月にしか出せない味わいを見せつけられる。

この日集まったメンバー。中学の同級生with座間の米軍基地内で美容師として働きだした後輩と。
これまでは東京で横丁に行こう=上野の一点張りでしたが、また行こう西荻窪。

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